当研究所の目的

 当研究所は,「変態学」に関する事柄を学術的ないし実証的に研究することを目的として,大学に属する研究者や実務家,企業人などを中心として設立された機関です。

 変態という言葉は元々単なる「相違」や「変化」を表す言葉でしたが,現在では特殊な性癖やそれを非難する言葉へと変わってきています。

 しかし,無限に多様な個性を持つ我々人間は,嗜好や好みの点で必ず他の人と異なっています。その意味において我々はみな「変態」であると言うことができます。

 それにもかかわず,現代の世界では,一部の嗜好や好みは「特殊な性癖」などとされ,十分な尊重を受けているとは言いがたい状況にあります。

 このような理解から当研究所は,狭い意味の「変態」ではなく,人間の個性が表現されるあらゆる事象,すなわち性癖や性的志向,広い意味でのサブカルチャー,犯罪,およびそれらに対する社会の反応などを変態学の研究対象とし,これらの事象に関する研究を進めることを意図して設立されました。

 当研究所の具体的な目的は以下の4点です。

あらゆる変態間の平等を促進することに資する知見を提供すること。
変態性に関わる事象を研究し,学術的な貢献をなすこと。
アカデミックな学界と社会の橋渡しをすること。
社会的に関心が高い変態性に関わる事象を研究し,社会に還元すること。

さらに詳しい設立の趣意については設立趣意をご覧ください。

当研究所の活動について

 上記の目的のため,当研究所は以下のような活動を行います。

上記の目的に関連するリサーチを実施し,その結果を分析します。
実施・分析したリサーチの結果を,当ホームページやツイッター,場合によっては学会での発表等を通じて社会に還元します。

これまでに実施したリサーチについては報告書をご覧ください。

現在計画中のリサーチについては計画中のリサーチをご覧ください。

現在進行中のリサーチについては進行中のリサーチをご覧ください。

ページ上部に戻る